母乳を飲まない赤ちゃん‥その原因は?授乳を嫌がる時の対処法3つ

母乳 飲まない

「赤ちゃんが母乳を飲まない‥」

赤ちゃんが母乳を突然飲まなくなったり、授乳を嫌がるようになったりすると、ママは赤ちゃんの栄養不足が心配になりますね。

赤ちゃんに母乳を拒否されて授乳間隔が空きすぎると、ママのおっぱいトラブルの原因にもなります。

・乳児が母乳を飲まない、嫌がる原因は?
・授乳を拒否されたら、どう対処したらいい?
・寝る時間が長くて母乳を飲まない時は?

赤ちゃんが母乳を嫌がる原因や解決のヒント、寝てばかりで母乳を飲まない赤ちゃんの対処法などについて、まとめてみました。

赤ちゃんが母乳を嫌がるのはナゼ?

母乳 嫌がる

乳児は突然、授乳を拒否したり母乳を飲まなくなる事があります。「今まではおっぱい大好きだったのにどうして?」と悲しくなってしまいますね。

乳児が急に母乳を飲まない状態になることは、「ナーシングストライキ」と呼ばれています。

ある日、乳児が母乳や粉ミルクを急に飲まなくなることがあります。これが、ナーシングストライキ(哺乳拒否)。

卒乳なら食事をよく食べ、機嫌もいいはず。ナーシングストライキは、食べないし機嫌が悪い、1才未満であるというのが特徴で、原因ははっきりとは分かっていません。

2~4日でおさまることが多いようですが、1週間以上続くことも。

引用:「らくちん授乳BOOK」宋美玄(メタモル出版)p.126

「乳児は、突然に母乳を飲まなくなることがある」ということを、ひとつの知識として覚えておきましょう。

「ナーシングストライキ」という言葉があるくらいですから、どの赤ちゃんにも起こる可能性のあることなのです。

しかしどうして乳児が、大切な栄養源である母乳を嫌がるようになるのでしょうか。乳児が母乳を拒否する原因について見てみましょう。

母乳を嫌がる原因・飲まない原因は

母乳 飲まない 原因

乳児が母乳を飲まないという事には、もちろん原因があります。乳児が授乳を嫌がる時には、一体何が原因として考えられるのでしょうか。

普段と違う「何か」に反応している

赤ちゃんはとてもデリケート。ママの母乳の味がいつもと違ったり、環境が変わったりすると、おっぱいを飲まなくなることがあります。ママは最近、普段と違う食事をしましたか?何か環境を変えましたか?

「香りの強い洗剤に変えてみたところ、赤ちゃんが反応して授乳を嫌がるようになった」という話しもあります。母乳を急に飲まなくなったのは、赤ちゃんの「これはどうしてもイヤ」というサインなのかもしれません。

赤ちゃんの体調が悪い

乳児の体調が悪いため、母乳を飲まないということも考えられます。風邪をひいて鼻がつまっている、喉が痛い‥そんなことも授乳拒否の一因になります。

また、乳児の口内に白いカスのようなものがあるなら、「鵞口瘡(がこうそう)」の可能性も。

鵞口瘡とは

鵞口瘡とは、真菌の一種である「カンジダ菌」に感染することで起きる病気のこと。

鵞口瘡になると、乳児の口内にミルクのような白いものが現れ、その痛みから母乳を飲まなく赤ちゃんもいます。

カンジダ菌はママの乳頭にうつることもあります。鵞口瘡の疑いがある場合はすぐに小児科へ

母乳が美味しくないと思っている

ママが乳腺炎気味だったり、母乳がドロドロして「美味しくない」状態だと、乳児はおっぱいを「飲みたくない!」と拒否することがあります。

またママが生理中のときの母乳は、いつもと違う味がすると言われます。乳児にはしっかりした味覚が育ってきているため、「いつもと味が違う」と判断して母乳を飲まないということも。

母乳やミルクに薬などをまぜて与えると、その味になじめず、哺乳ストライキを始めることもあります。

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母乳を拒否する赤ちゃんへの対処法3つ

母乳 拒否

赤ちゃんが母乳を飲まない時、絶対やってはいけないことは、無理に飲ませようとすることです。何か理由があって「飲みたくない」というのに、力ずくで強要されたら、赤ちゃんだってイヤになってしまいますね。

赤ちゃんの風邪や体調不良などは、小児科に診てもらうことで対処できますが、それ以外の時は、どのように対処したらいいのでしょうか。

赤ちゃんに機嫌よくおっぱいを飲んでもらうためのヒント3つをご紹介しましょう

1)母乳を飲まない原因を探ってみる

乳児がおっぱいを飲まない原因はさまざま。例えば、ママの母乳が勢いよく出過ぎて苦しいため、授乳を拒否するケースもあります。

その場合は、授乳前に少し手搾りをして、母乳の勢いを緩やかにしておくという方法もあります。乳児はおっぱいを自分のペースで飲みたいのかもしれません。

また母乳を飲まない原因は、乳児の成長段階によってもさまざま考えられます。新生児~生後6ヶ月の赤ちゃんの哺乳ストライキの対処法についてみてみましょう。

新生児・生後1ヶ月の場合

新生児・生後1ヶ月くらいの乳児の場合、「飲まない」のではなく「飲み慣れていないので、うまく飲めない」ということもあります。その場合は、授乳の姿勢を変えるなどして、いろいろ試してみましょう。

生後3ヶ月・4ヶ月の場合

生後3ヶ月・4ヶ月になると乳児の満腹中枢が発達してくるため、急に母乳を飲む量が減ることがあります。乳児が母乳を飲まないのは「もうお腹が一杯」というサインなのかもしれません。

生後5ヶ月・6ヶ月の場合

離乳食がはじまる生後5ヶ月・6ヶ月の時期。離乳食が好きになって母乳を飲まなくなる乳児もいます。ただ、乳児の消化器はまだ未発達なため、まだ栄養の中心は母乳かミルクです。乳児の機嫌がよさそうなタイミングを見計らって、授乳してあげましょう。

2)スキンシップを増やしてあげる

赤ちゃんがおっぱいを飲まない時は、できるだけスキンシップの時間を増やして、優しい声で話しかけてあげましょう。温かいママの肌と触れ合うことで、赤ちゃんは心地よくなります。

ママの胸にふんわりと抱っこしてあげて、自然におっぱいが欲しくなるのを待ってみるのもひとつの手です。

3)タイミングを見て授乳をする

赤ちゃんの機嫌がいい時や、何かに熱中している時があったら、そのタイミングを逃さず授乳してみましょう。

眠そうなとき、寝起きでぼんやりしている時も狙い目です。哺乳ストライキをしていたことも忘れて、自然におっぱいを飲むかもしれません。

赤ちゃんの寝る時間が長くて母乳を飲まない時は?

母乳 飲まない 寝る

「よく寝る赤ちゃん」はママにとってありがたいのですが、寝るばかりで母乳を飲まないのは困りものです。

新生児、生後1ヶ月~2ヶ月くらいの乳児はとくに寝る時間が長いのですが、授乳の回数が少なくなることには注意が必要です。

「寝ている赤ちゃんを起こしてまで授乳するべき?」
「気持ちよく眠っているから、わざわざ起こしたくない」

そんなママの気持ちも分かりますが、授乳間隔があまりに長く空いてしまうと、ママのおっぱいにトラブルが起きる可能性もあります。赤ちゃんの寝る時間が長いなら、適当な間隔で起こして授乳してあげるようにしましょう。

できるだけ、赤ちゃんの気持ちに寄り添って

母乳 飲まない

乳児が母乳を飲まない原因や、授乳を嫌がるときの対処法などを見てきました。

赤ちゃんも個性をもった1人の人間です。「体調が悪いから食欲がない」「おっぱいの味が、何だかイヤ」などの理由で母乳を飲まないことも十分に考えられます。

赤ちゃんに拒否されるとママは悲しい気持ちになりますが、決して無理強いすることなく、できるだけ優しく接してあげて。

大事な栄養源である母乳を飲まないことには、必ず何か原因があります。原因を探して、できるだけ赤ちゃんの気持ちに寄り添ってあげましょう。

この記事を書いた人

執筆者:菜月

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