母乳育児の赤ちゃん│ゲップが出ない時は?覚えておきたい対処法3つ

母乳 ゲップ

「母乳やミルクをあげた後には、赤ちゃんにゲップをさせてあげましょう」と産院などで指導されますが、慣れないうちは上手なゲップのさせ方もよく分かりませんね。

まだ首も座っていない赤ちゃんの背中をさすってみるものの、なかなかゲップがでなくて一苦労‥ということも。

・乳児に上手にゲップをさせるコツは?
・母乳育児の赤ちゃんは、あまりゲップが出ないの?
・なかなかゲップが出ない時の対処法は?

赤ちゃんがなかなかゲップをしてくれない時に。上手なゲップのさせ方、ゲップがでなかった時の対処法などをご紹介しましょう。

母乳育児の赤ちゃんは、ゲップが出ない?

母乳 ゲップ 出ない

乳児は母乳やミルクを飲む時、空気も一緒に飲み込んでしまいます。授乳後に乳児にゲップをさせるのは、飲み込んだ空気を吐き出させるため。ゲップをすることで、母乳やミルクの吐き戻しを防ぐことができます。

哺乳瓶でミルクを飲んでいる乳児の場合、一緒に空気を飲み込みやすいので、できるだけゲップをさせてあげる必要があります。

一方、おっぱいが上手に飲めている母乳育児の乳児は、おっぱいを深くくわえて吸い付いているため、授乳中にあまり空気を飲み込みません。そのため、ゲップが出ないこともあります。

直母の場合、赤ちゃんは乳輪まで深くくわえて、乳頭を舌で巻きつけてしごいて、ようやく飲めるのです。密着して吸い付けば、実はおっぱいを飲むときにたいして空気は吸い込まないのですね。

ですので、直母だけの赤ちゃんでは、哺乳した後のげっぷの必要性は、さほどでもないのです。(中略)

それに対し、搾乳の補足や混合・完全ミルク育児の場合、哺乳瓶での哺乳になるので、1回ごとにたくさんの空気を飲み込みます。この場合、げっぷを出してあげるのは重要事項です。

引用:「最強母乳外来 あらゆる悩みにお答えします!」SOLANIN(朝日新聞出版)p.55-56

母乳育児の場合はゲップが出ないとしても、それほど神経質になる必要はありません。一方、哺乳瓶を使っている場合は空気を飲み込みやすいので、できるだけゲップを出してあげるようにしましょう。

母乳育児の場合、ゲップは必要ないの?

母乳 ゲップ 必要

母乳育児の赤ちゃんは空気を飲み込みにくいとはいえ、「授乳後のゲップが必要ない」ということはありません。母乳育児の場合でも、やはりゲップをさせてあげることは必要です。

授乳前にお腹がすいて泣いていた場合、空気をたくさん飲み込んでいる場合もあります。

また乳首に傷などがあって「乳頭保護器」などを使っている時や、乳児の乳頭のくわえ方が浅い時、お口がおっぱいと密着せずに空気が入り込んでしまうことがあります。

母乳育児の赤ちゃんにうまく飲ませるコツ

・乳児の口をおっぱいに密着させる
・お口を大きく開いて乳輪までくわえさせる

母乳を飲んでいる時に「チュクチュク」という音がする場合、空気を飲んでいることが多いので、大きなお口でくわえ直させてあげましょう。空気を飲み込むことが減るだけでなく、ママの乳頭へかかる負担も減らすことができます。

授乳後のゲップは、いつまで必要?

それでは、授乳後のゲップはいつまで必要なのでしょうか。一般的に、生後3ヶ月~4ヶ月くらいまでは母乳を飲ませた後のゲップが必要だと言われています。

生後5ヶ月をすぎると、だんだんと首が座ってきて、授乳のときに飲み込んだ空気を自分で排出できるようになります。

ゲップをさせてあげなくても母乳を吐き戻すことが減ったなら、必ずしも毎回ゲップをさせてあげなくてもいいかもしれません。しかし個人差もあるので、ママがよく様子を見て判断してあげましょう。

新生児にゲップさせる方法3つとコツ

新生児 母乳 ゲップ

それでは、どうしたら赤ちゃんにうまくゲップをさせてあげられるのでしょうか。特にまだ首も座っていない新生児の場合、どういう体勢にしたらいいのか分からないこともありますね。

赤ちゃんを肩にのせる方法、たて抱きにする方法、おひざに座らせる方法とコツを見てみましょう。

1)肩にのせる方法

新生児 母乳 ゲップ

ゲップをさせてあげるやり方で、1番よく知られている方法が、肩にのせて背中をさする方法です。

・乳児をたて抱きにしてあげる
・ママの肩に、乳児の頭がのるようにする
・背中を下から上へと、軽くさする

ゲップと一緒に吐いてしまうこともあるので、肩にタオルなどをのせておくといいでしょう。

2)たて抱きにする方法

新生児 母乳 ゲップ

新生児や生後1ヶ月くらいの赤ちゃんで、まだ首もすわっていない場合は、授乳後にたて抱きにして、しばらく抱っこしてあげましょう。

・乳児をママの太ももに座らせる
・胃が上になるようにたて抱きしてあげる
・首の根元を支えてあげる

赤ちゃんの首を片手で支えながら、もう片方の手で背中をさすったり軽くトントンしてあげましょう。

3)おひざの上に座らせる方法

新生児 母乳 ゲップ

まだ赤ちゃんが新生児で、肩にのせるのが恐い場合は、腕でささえて背中をさすってあげる方法もあります。

・乳児をひざの上に外向きに座らせてあげる
・片方の腕にもたせかけるようにして、縦に支えてあげる
・空いているほうの手で、背中をさすってあげる

ママのおひざに座らせてあげて、胸より下の部分をママの腕で支えてあげましょう。

どうしてもゲップをしない時の対処法

母乳 ゲップ しない

できるだけ赤ちゃんに授乳のたびにゲップをさせてあげたいものですが、ゲップは毎回でるものではありません。

どうしてもゲップが出ない場合は、乳児が寝ている間に母乳を吐いて、吐いたものが気管につまらないように気をつけてあげましょう。

ゲップが出ないときの対処法3つ

1)赤ちゃんをしばらくの間、たて抱っこする
2)お顔を横向きにして、寝かせてあげる
3)寝かせる場所は、頭のほうを少し高くする

※もしゲップをしないまま寝てしまったら、起こさなくても大丈夫

乳児が母乳を吐き戻してしまうのはよくある事ですが、もし吐くことがあまりに多かったり、噴水のように吐くことがあるなら、早めに小児科を受診しましょう。

母乳を吐くのはどうして?乳児が母乳を吐く原因と、吐き戻しの対処法
授乳が終わった後に、赤ちゃんが母乳を吐いてしまうことはありませんか?勢い良くゲポッと吐いたり、寝返りをうつたびにダラダラと吐いたり‥...

赤ちゃんの成長に寄り添って

母乳 げっぷ

赤ちゃんが成長してくると、母乳の飲み方も上手くなり、胃も発達してきます。そうすると、だんだんとゲップをさせてあげる必要もなくなってくるでしょう。

「1日何回も授乳をして、そのたびにゲップもさせてあげるなんて大変!」とママは思うかもしれませんが、赤ちゃんはあっという間に成長します。

赤ちゃんにゲップをさせてあげる必要があるのは、月齢が低いうちだけ。きっとすぐに「授乳のたびにゲップさせてあげてた頃が懐かしい」と思う日が来るはずです。

この記事を書いた人

執筆者:菜月

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする