母乳の飲み過ぎ?新生児の「母乳飲み過ぎ」サインと対処法3つ

母乳 飲み過ぎ

「ウチの赤ちゃん、どうも母乳を飲み過ぎてる気がする‥」

新生児や生後1ヶ月~3ヶ月くらいの赤ちゃんは、まだ満腹中枢が未発達なため、母乳を飲み過ぎてしまうことがあります。

授乳のあとにゲポッと吐くことがあったり、お腹がパンパンで苦しそうだったり‥。ママはどう対処したらいいのか分からなくなりますね。

・新生児や乳児の「母乳飲み過ぎ」のサインは?
・飲み過ぎた後に吐くのは、大丈夫?
・母乳を飲み過ぎた時の対処法は?

赤ちゃんの母乳の飲み過ぎが気になるママに。おっぱいの飲み過ぎサインや対処法について、まとめてみました。

赤ちゃんの「母乳の飲み過ぎ」のサインは?

母乳 飲み過ぎ サイン

新生児や生後1ヶ月~3ヶ月くらいの乳児は、まだ「満腹中枢」が発達していません。満腹という感覚をまだ認識できないため、胃が一杯になるまでおっぱいを飲み続けてしまいます。

それでは、おっぱいを飲み過ぎてしまった赤ちゃんには、どんなサインや症状が見られるのでしょうか。

母乳の飲み過ぎのサインとは

・母乳を吐く
・うなる
・しゃっくりが出てなかなか止まらない
・おっぱいを飲む時にむせる
・お腹がパンパンにふくれている
・おしっこやウンチの回数・量が多い
・下痢をする

産院などでは、新生児や月齢の低い赤ちゃんへの授乳は「赤ちゃんが欲しがる時に、欲しがるだけ授乳してあげましょう」という指導がされます。

しかし、おっぱいを飲み過ぎてしまう傾向のある赤ちゃんにも、本当に「欲しがるだけ」授乳してあげていいのでしょうか。

母乳を飲み過ぎる赤ちゃんへの授乳

授乳 飲み過ぎ

母乳は赤ちゃんに最も適した栄養源。乳児の胃に負担をかけないため、およそ1時間くらいで消化吸収することができます。

そのため、赤ちゃんが母乳を飲みすぎるからと言って、授乳の回数を制限する必要はありません。赤ちゃんが欲しがるタイミングで、欲しがるだけ授乳してあげましょう。

ただしミルクの飲み過ぎ・あげすぎには注意が必要です。ミルクは母乳ほど消化がよくないため、消化に約3時間ほどかかります。ミルクを飲ませすぎることは、乳児の胃に負担をかけてしまいます。

飲み過ぎてしまうタイプ/あまり飲まないタイプ

まだ月齢の低い赤ちゃんでも、母乳の飲み方の個性はさまざま。飲み過ぎが心配になるほど食欲のある子もいれば、うとうと眠ってばかりであまり飲まない子もいます。

・母乳飲み過ぎタイプ
→積極的に母乳を欲しがり、胃のギリギリ限界まで飲み続けるタイプ。起きている時間が長く、授乳後も元気いっぱい。

・のんびりタイプ
→それほど母乳を積極的に欲しがらず、おっぱいを飲み始めたかと思ったらウトウトと眠ってしまうタイプ。眠る時間が長く、一回の授乳で十分な量飲めないことも。

食欲旺盛な「飲み過ぎタイプ」の場合は、赤ちゃんがおっぱいを欲しがるまで授乳を待ってもOK。ただし新生児の場合、1日に8回以上は授乳するように心がけましょう。

眠る時間が長く、あまり母乳を欲しがらない「のんびりタイプ」の子なら、ママのほうから声をかけて、積極的に授乳してあげる必要があります。

新生児が母乳の飲み過ぎで吐く場合は?

母乳 飲み過ぎ 吐く

新生児や生後1ヶ月~2ヶ月くらいの乳児は、授乳のあと母乳を吐くことがあります。母乳がダラダラと口からもれていたり、勢い良く大量に吐いたり‥

授乳のあとに母乳を吐くと「もしかして母乳のあげすぎ?」と不安になりますが、月齢の低い乳児が母乳を吐くのはよくあることです。

<新生児・月齢の低い乳児がよく吐く理由>

・新生児の胃はたてに長い形状をしている
・胃の中身の逆流を防ぐ機能がまだ発達していない

新生児やまだ月齢の低い乳児はよく吐きますが、成長するにつれ母乳の飲み過ぎや吐き戻しは減っていきます。

満腹中枢が発達する生後3ヶ月~4ヶ月になると吐くことも減り、生後8ヶ月になると約半数の乳児が吐かなくなると言われています。ただ乳児の胃の形などには個人差が大きいため、大きくなってもよく吐く子もいます。

新生児が母乳を飲み過ぎで吐いても、落ち着いて様子をみましょう。吐いても機嫌がよく元気そうなら、それほど心配はいりません。

母乳の吐き戻しで注意が必要なケース

乳児が母乳を吐くことは基本的に心配はありませんが、注意が必要な場合もあります。もし噴水のように勢いよく母乳を吐くようなら「幽門狭窄症(ゆうもんきょうさくしょう)」の恐れもあります。

幽門狭窄症とは
→胃の下部にある「幽門」(ゆうもん)が細くなり、食べたものがスムーズに腸へ流れなくなる病気のこと

・母乳を勢い良く吐いたり、母乳を吐くのにまた欲しがったりする
・顔色も機嫌も悪く、肌がカサカサしている
・体重があまり増えない

赤ちゃんに上記のような症状が見られるなら、早めに医療機関で診察してもらいましょう。

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新生児の母乳の飲み過ぎの対処法

新生児 母乳 飲み過ぎ

それでは新生児や月齢の低い赤ちゃんがおっぱいの飲み過ぎで苦しそうな時、ママはどうしてあげたらいいでしょうか。授乳後の赤ちゃんをケアするヒントを3つご紹介しましょう。

1)まずはゲップをさせてあげる

母乳育児の赤ちゃんは空気を飲み込むことが少ないため、ゲップなかなか出ないこともありますが、ゲップが出るよう手助けしてあげましょう。

授乳のあとにゲップをすることで、おっぱいの吐き戻しを防ぐことができます。

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2)しばらく縦抱きしてあげる

赤ちゃんの胃はたて型なので、胃がいっぱいになるまで母乳を飲んだ赤ちゃんを横にすると、ダラダラと吐いてしまうことがあります。

授乳のあと、赤ちゃんをしばらく縦て抱っこしてあげて、パンパンになった胃の中身を少し落ち着かせてあげましょう。

3)寝かせる時は横向きに

授乳後の赤ちゃんを寝かせてあげるときは、飲んだばかりの母乳の吐き戻しが喉につまらないように、少し注意が必要です。

乳児のお顔を横向きにして、頭の方を少し高くしてあげましょう。ベビーチェアやバウンサーにしばらく座らせてあげてもOK。

赤ちゃんの成長を見守ってあげて

母乳 飲み過ぎ

「おっぱいをしっかり飲んだあとでも、ずっと欲しがって泣く」
「飲み過ぎかも‥と思いつつ授乳してあげると、そのあとやっぱり吐く」

母乳の飲み過ぎは、まだ月齢の低い赤ちゃんならではの悩みかもしれません。授乳の回数も多く、授乳時間も長く、ママはいちばん大変な時期ですね。

乳児の満腹中枢は、3~4ヶ月で発達すると言われています。母乳育児のスタートは、あせらず根気よく。生まれたばかりの赤ちゃんに、やさしく寄り添ってあげて下さいね。

この記事を書いた人

執筆者:菜月

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