母乳の詰まりの解消法は?つまりを解消するマッサージ法と予防のコツ

母乳 詰まり

母乳の詰まりや乳腺炎は、母乳育児ママを悩ませるおっぱいトラブルのひとつ。

急におっぱいが腫れて母乳の出が悪くなったり、乳頭に白いニキビのようなものが出来て、授乳のたびに痛い思いをしたり‥

・母乳の詰まりの原因は?
・詰まりを解消するマッサージ方法は?
・母乳が詰まるトラブルの予防法は?

おっぱいトラブルに悩む母乳育児ママに。母乳の詰まりの原因や解消法について、まとめてみました。

母乳の詰まりの原因は?

母乳 詰まり原因

母乳はおっぱいの奥にある「乳腺」で作られ、細い「乳管」を通って乳頭まで運ばれてきます。乳管内を母乳がスムーズに流れているうちは、何のトラブルも起きることがありません。

しかし何かのきっかけで、乳管のどこかに「乳栓」(脂肪のかたまり)ができると、乳管が詰まり母乳の出口をふさいでしまいます。乳栓は乳頭の先に白いかたまりとして見えることもあります。

母乳の流れが止まると、乳房にしこりのような張りを感じるようになり、おっぱいがパンパンに腫れてしまいます。このまま悪化すると、本格的な乳腺炎に発展する恐れもあるため、早めに乳栓を取り除く必要があります。

母乳の詰まりの解消法│乳栓の取り方は?

母乳 詰まり 解消

乳管が詰まってしまった時の解消法としては、とにかく母乳の詰まりの原因となっている乳栓を取り除くことです。

こんな時自分で出来ることは、赤ちゃんに上手に母乳を飲んでもらうことと搾乳です。いろいろな抱き方・飲ませ方を工夫して、赤ちゃんに詰まっているかたまりを吸い出してもらいましょう。飲ませて搾乳、飲ませて搾乳を繰り返します。(中略)

うまくいくと、このふさいでいたかたまりが取れ、ふくらんでいた乳腺からたまっていた乳汁が鯨の潮吹きのように噴出し、風船がしぼむようにしこりが取れていきます。

引用:「桶谷式 母乳で育てる本」桶谷式乳房管理法研鑽会(主婦の友社)p.121

母乳の詰まりを取るためには、自分で搾乳することも効果的ですが、とにかく赤ちゃんにおっぱいを飲んでもらうことが大事です。

なかでも母乳は夜に分泌がよくなるため、夜間の授乳は乳栓を取り除く絶好のチャンス。なかなか取れない乳栓も取れやすくなります。

乳房内に溜まっていた母乳は美味しくないため、赤ちゃんはイヤがって飲んでくれない可能性もあります。そんな時は「美味しくなくてごめんね」と声かけしながら授乳してあげましょう。

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詰まりを解消するマッサージ方法とは

母乳 詰まり マッサージ

まだ症状が軽いうちは、自分で乳管の詰まりを解消するマッサージ方法を試してみてもいいでしょう。

おっぱいの詰まりを解消するためには、「乳管貫通法」というマッサージ方法が効果的です。

「乳管貫通法」

1)乳首を囲むように、乳輪のまわりに5本の指を当てて、乳房の奥のほうにグッと押し込みます。

2)そのまま、乳輪部を包み込むようにしてつまんだら、前に引っぱり出します。

3)前方に引き出した状態のまま、5本の指で乳首を軽くしごきます。これらを両方の乳首で行います。

引用:「母乳育児ミルク育児の不安がなくなる本」渡辺とよ子(主婦の友社)p.23

このマッサージは、母乳の通り道を作るために効果的だと言われます。乳管のつまりが取れやすくなるだけでなく、よく伸びる丈夫な乳首にするためにも有効です。

ただし症状がひどい場合はセルフケアで対処せず、早めに助産院や母乳外来でマッサージなどのケアを受けましょう。

腫れている部分を自己流でマッサージすると、トラブルのない組織まで痛めてしまい、本格的な乳腺炎になってしまう可能性もあります。

母乳の詰まりには、早めに対処を!

乳管が詰まったと感じたら、早めに対処しましょう。悪化させると「乳腺炎」になり、抗生物質の内服などの治療が必要になることもあります。

また乳栓が抜けたあとに、白斑(はくはん)が出来てしまうこともあります。白斑とは、乳頭にできる白い点のようなもので、授乳のたびにチクチクとした痛みを感じることがあります。

白斑ができたら、赤ちゃんに頻繁に授乳したり、助産師にマッサージしてもらうなどして対処しましょう。

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母乳の詰まりが取れた後は

詰まりが取れた後の「アフターケア」も大事です。乳栓がとれた後は、しっかりと搾乳をして、乳房内にたまっていた母乳をできるだけ排出するようにしましょう。

母乳が詰まる期間が長かった場合、母乳が乳房内でヨーグルト状になり、小さなかたまりがたくさん出来ていることがあります。

この白い小さなかたまりが全て排出されると、元の状態のおっぱいに戻ることができます。

母乳の詰まりを予防するには?

母乳 詰まり 予防

それでは、母乳の詰まりを予防するためには、どんなことを心がけたらいいのでしょうか。

<母乳の詰まりの予防方法>

・授乳の間隔をあけない
・夜間の授乳を続ける
・体を冷やさないようにする
・ストレスをためない
・きついブラジャーをしない
・乳房内に母乳を残さないようにする
・母乳が詰まりやすい食べ物を控える

乳房内に母乳を溜めないためには、授乳後に軽く後搾りをして、乳管内に母乳を残さないようにしましょう。

また、母乳育児中は「おっぱいが詰まりやすくなる」と言われる食べ物を控えることも大事です。

母乳が詰まりやすい食べ物とは

・乳製品(牛乳・チーズ・バターなど)
・油っこいもの(揚げ物・天ぷらなど)
・甘いもの(洋菓子・チョコレートなど)
・お餅・お赤飯など

授乳中は食べ物だけでなく、飲み物にも注意が必要です。糖分の多いスポーツ飲料や炭酸飲料、カフェインを多く含むコーヒーなどは、なるべく控えるようにしましょう。

母乳が詰まりやすい人は、母乳の出を促す「たんぽぽ茶」や「たんぽぽコーヒー」、詰まりをケアするハーブティーなどを飲むこともおすすめです。

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母乳 詰まり

おっぱいが詰まるトラブルを予防するためには、赤ちゃんに頻繁に授乳してあげることが大切です。飲み残しが無いように、いろんな方向・角度から授乳してあげましょう。

また授乳中ママが甘いもの、脂肪分の多い食べ物を多く摂ると、おっぱいが詰まる一因になるので、あっさりした和食中心の食事を心がけて。

母乳の出を促すたんぽぽ茶やハーブティーも効果的です。忙しい子育て中、母乳育児をケアするお茶でひと息ついてみては?

この記事を書いた人

執筆者:菜月

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