卒乳方法について│自然卒乳の仕方と、覚えておきたいポイント3つ

卒乳 方法

「スムーズに卒乳する方法は?」
「無理のない卒乳の仕方が知りたい!」

子供にとっておっぱいは愛着のあるもの。できるだけ自然な方法で卒乳させてあげたいものですが、なかなか上手くいかないこともありますね。

それでは無理なく卒乳するためには、どのような方法で離乳を進めたらいいのでしょうか。

・スムーズな卒乳方法の進め方は?
・卒乳の仕方で、気をつけたいポイントは?
・うまく乳離れできない時は、どんな方法が効果的?

自然なやり方で卒乳を迎えたいママに。上手な卒乳方法の進め方や、うまく離乳できない時のヒントなど、まとめてみました。

自然な卒乳方法の進め方は?

卒乳 方法 進め方

母乳以外の食べ物からしっかり栄養がとれるようになったら、そろそろ卒乳を考える時期ですね。それでは無理なく卒乳するためには、具体的にどのような離乳の進め方をすればいいのでしょうか。

また子供がおっぱいから卒業する方法としては、大きくわけて「断乳」「卒乳」という方法がありますが、この2つの方法にはどんな違いがあるのでしょうか。

「断乳」は、ママが「そろそろおっぱいを止めよう」と計画し、ママから子供に働きかけて授乳を止めること。子供が納得できるよう、その子に合った方法でおっぱいを止めることを伝えたり、話し合うことが大切です。

「卒乳」は、子供の意思で自然におっぱいをやめること。ママは子供が求める限り授乳を続けます。卒乳のなかには「次の誕生日になったらおっぱいをやめようか」などと話し、子供が自分からおっぱいをやめるよう導く「計画卒乳」もあります。

引用:「母乳育児の教科書」粟野 雅代(株式会社マイナビ)p.72

「断乳」はママが主導権をもつ離乳の進め方ですが、「卒乳」は子供の意思で母乳育児をやめていく方法です。

ママが卒乳へと子供を導く「計画卒乳」という方法もあります。子供とママで卒乳にむけて準備をする「計画卒乳」は、自然な卒乳方法のひとつです。

「計画卒乳」仕方のヒント3つ

卒乳 仕方

それでは子供の気持ちを大事にしつつ、自然と卒乳させる方法「計画卒乳」の仕方と、進め方のヒントを見てみましょう。

スムーズな計画卒乳の仕方のポイントは、子供に「もうすぐおっぱいにバイバイしようか」などと繰り返し話しておく事と、授乳する時間・回数を減らしていく事です。

お誕生日などの機会に卒乳する場合、カレンダーに印をつけて、その日に向かって心の準備をしておく方法もいいでしょう。

<計画卒乳の仕方のヒント>

1)「そろそろ卒乳」と話しておく
「○歳の誕生日がきたら、おっぱいを止めようか」「大きくなったら、みんなおっぱいを飲まなくなるんだよ」などと、子供が納得できるように説明しておきます。

2)少しずつ授乳の回数・時間を減らす
1日の授乳の回数を減らしたり、授乳にかける時間を短くしたりして、母乳を飲む量を少しずつ減らしていきます。

3)1日のうち一定期間、授乳しないようにする
昼だけ(あるいは夜だけ)授乳しないと決め、その期間は母乳をあげないようにします。授乳しないと決めた間は、母乳の替りにお茶などを与え、おっぱい無しで過ごします。

計画卒乳は、事前に子供によく説明しておくことが大事です。「もうすぐ2歳で、これから卒乳」などという場合、ママの説明に納得できれば、スムーズに離乳できるでしょう。

少しずつ授乳回数を減らしていくことも大切です。徐々に母乳を飲む量を減らしていく仕方だと、ママの母乳の分泌も次第に減るので、乳腺炎などのトラブルが起きる可能性も低くなります。

ただし母乳がよく出るママは、授乳回数を減らすことで、おっぱいが詰まりやすくなるのも事実です。こまめに乳房ケアをしたり、食事の量を減らすなどの方法で、適切なおっぱいケアを心がけましょう。

授乳回数を減らす具体的なやり方は?

卒乳 やり方

「卒乳にむけて授乳回数を減らしたいけど、なかなか減らせない!」

子供は、寂しくなった時やママの気を引きたい時、寝かしつけの時などにおっぱいを欲しがります。授乳回数を減らしたいときは、たくさんスキンシップしたり、散歩に連れて行くなどの方法で、子供の気持ちを満たしてあげることが効果的です。

親子の触れ合いが増えることで、子供は安心感をおぼえ、授乳の回数が減ることもあります。

<授乳回数を減らすやり方>

・外遊びなどで、子供のエネルギーを発散させてあげる
・一緒に遊ぶ時間を増やしてあげる
・おっぱいの替りに、お茶などでこまめに水分補給する

授乳の回数を減らすには「昼間の授乳から止める」方法だとスムーズに行くことが多いようです。外遊びや散歩、絵本や食事などで「おっぱい以外のこと」に興味を向けさせてあげましょう。

徐々に卒乳しましょう

健全な卒乳のカギは「段階的に」ということです。方法の1つとして、赤ちゃんが最も執着していないおっぱいタイムから、授乳の回数を徐々に減らしていく母親もいます。

例えば午前中の、本当へ公園に行ったり、本を読んだり、おやつを食べたりしたいと思っているような時間の授乳を止めるのです。特に計画していなくても、自然にこうなるという母親もいます。

しばらくすると、また1回分の授乳が減り、またひとつ、またひとつと少なくなっていきます。これは意図して減らすこともあれば、自然に少なくなることもあります。そして何ヶ月か経つと、たいていはお昼寝前とおやすみ前などの1~2回にまで減っていることに気がつきます。

「シアーズ博士夫妻のベビーブック」ウイリアム・シアーズ、マーサ・シアーズ(主婦の友社)p.195~196

また、昼間のおっぱいは比較的スムーズに卒業できても「夜の授乳はなかなか卒業できない」ということもありますね。卒乳しても、しばらくは寝かしつけに時間がかかったり、夜泣きがひどくなったりする子もいます。

そんな時は、家族に協力してもらうやり方で上手くいくこともあります。ママと一緒だとおっぱいが欲しくなるので、お風呂や寝かしつけをパパなどにお願いするのもいい方法です。

卒乳が寂しい?まだ時期が早いサインとは

卒乳 寂しい

おっぱいが好きな子にとって、卒乳は寂しいもの。気持ちが不安定になったり、寝かしつけに苦労するようになるかもしれません。

外遊びや散歩などの方法で気分が紛れる程度なら問題ありませんが、子供が怒りっぽくなったり、べそべそ泣くことが増えたなら、まだ離乳する時期が早い可能性もあります。

昔ながらの「提供しない、拒まない」と言う卒乳方法が、母子ともにもっとうまくいくようです。卒乳は、拒否することではなく、「解放すること」です。(中略)

否定的な行動(かんしゃく、怒り、悲しみ)が見られたときには、進め方が早すぎると言うサインですので、1~2段階戻ることを覚悟しましょう。

引用:「シアーズ博士夫妻のベビーブック」ウイリアム・シアーズ、マーサ・シアーズ(主婦の友社) p.196

卒乳して子供がすぐ泣くようになったり、笑顔が見られなくなったり、体調を崩すようなら、まだ卒乳の時期ではないのかもしれません。

「1歳になったから」「周りのみんなはもう止めているから」などと言う理由だけで離乳を進めると、子供の反対にあって乳離れが失敗に終わることもあります。

自然卒乳を成功させるには、子供がもう離乳できる時期かどうかを見極めることも大切です。

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緩やかに、おっぱいから卒業を

卒乳 方法

「断乳」に比べて「卒乳」は緩やかに進められます。卒乳はママのスケジュール通りに進むものではなく、子供が受け入れてくれて初めて実現するものです。

また無事に卒乳しても、次の赤ちゃんが生まれたのを機に「またおっぱいが飲みたい」と言いだす子供も少なくありません。

その時は、またママが「飲ませてあげてもいい」と思ったら飲ませてあげてもOK。ただし授乳の際は、生まれたての赤ちゃんを優先させてあげて下さいね。

この記事を書いた人

執筆者:菜月

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