妊婦の食べ物でダメなものって?注意が必要な食べ物まとめ

妊婦 食べ物 ダメ

「妊婦は、生モノを食べたらダメ?」
「妊娠中は刺し身もお寿司も、禁止なの?」

妊婦さんの食べ物は、食べる回数や摂取量に注意が必要なものがあります。

・妊婦は、生モノや刺し身を食べてはダメ?
・食べてはいけない「大型の魚」って?
・妊婦は注意が必要な食べ物を、知らずに食べたらどうなる?

妊婦さんは禁止の食べ物と、摂取量に注意したい食べ物、摂取量の目安などをまとめてみました。

妊婦の食事、禁止されているものは?

妊婦は栄養のバランスを考えて食事をとりたいもの。しかし栄養のある食べ物でも、妊婦が口にするには、食べる回数や摂取量に注意しなければダメなものがあります。

それでは、妊婦は禁止の食べ物、注意が必要な食べ物には、どんなものがあるのでしょうか。「妊婦はダメ」と言われている食べ物を、知らずに口にする前に、注意したい食べ物などを確認しておきましょう。

妊婦はNG!アルコール類

妊婦 食べ物 禁止

まず、妊婦に禁止されているのは「アルコール類」です。それ以外の食べ物・飲み物は、摂取量を守ったり、加熱することで口にすることもできますが、アルコール類に関しては、条件なく禁止です。

妊婦が大量にアルコールをとると、胎盤を通してお腹の赤ちゃんにも届いてしまいます。その結果、赤ちゃんの脳や神経に障害をおよぼす「胎児性アルコール症候群」を引き起こす可能性があります。

アルコールは、妊婦期間だけでなく、産後の授乳中も控えて。母乳を通じて、赤ちゃんもアルコールの影響を受けてしまいます。

ノンアルコールビールならOK?

ノンアルコールビールも、アルコール0%のものなら大丈夫ですが、中には1%未満のアルコールを含むものもあります。

妊婦がノンアルコール飲料を飲む際は、表示をしっかりチェックして「アルコール0%」のものを選びましょう。

妊婦の食べ物、これはダメ?摂取量に注意するもの

妊婦は注意が必要な食べ物、食べ過ぎはダメな食べ物とは・・
マグロなどの大型回遊魚、うなぎやレバーなどビタミンAを多く含むもの、生肉やナチュラルチーズなど。詳細をチェックしてみましょう。

・マグロ・キンメダイなど、大型の魚

妊婦 食べ物 ダメ

両親学級などに行くと必ず、「妊婦はマグロなどの大型魚を食べ過ぎないように」との指導がされることと思います。

それは、マグロなどの大型回遊魚には、食物連鎖を通じて水銀濃度が高いものがあり、「メチル水銀」を含むとされているため。

「メチル水銀」は、胎児の中枢神経に影響を与えるリスクがあるため、これらの魚の食べ過ぎはダメ。摂取量に注意が必要です。

<妊婦さんは注意したい魚と、摂取量の目安>

・1週間に1回程度ならOK
本マグロ(クロマグロ)、メカジキ、キンメダイ、
メバチ、エッチュウバイガイ、マッコウクジラ、ツチクジラ

・1週間に2回程度ならOK
キダイ、インドマグロ、マカジキ、ユメカサゴ、
ヨシキリザメ、イシイルカ

※1回の食事量:80gとして
※参照:厚生労働省「これからママになるあなたへ」

青魚や、白身魚(タイ、タラなど)、キハダ、メジマグロ、ビンナガなどの魚は水銀量が少ないため、ふだんと同じように食べても問題ナシ。ツナ缶も大丈夫です。

魚は良質なタンパク質やカルシウム、ビタミンD、EPA、DHAなどの高度不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。大型の魚は避けたいものですが、まるごと食べられるサイズの小魚などは、積極的にとってOKです。

刺し身類

妊婦 食べ物 ダメ

妊婦は免疫力が下がりやすいため、細菌感染には十分に注意が必要。そのため、妊婦はできるだけ生モノを控える方が良いようです。

刺し身などの生モノも、食べてダメと言うわけではありませんが、できれば控えるのが無難です。食べる場合は、十分に新鮮なものを選んで。

刺し身の種類を選ぶことも重要です。避けるべき刺し身の種類は、マグロなどの大型魚。食中毒が心配な貝類や生ガキなども避けたほうが無難です。

アジやイワシ、サンマ、サケ、サバ、カツオなどの魚は、水銀含有量という点ではOK。寿司ネタでは、加熱されたエビやタコ、アナゴ、炙りカツオなどなら安心です。

レバー・うなぎなどビタミンAを含むもの

妊婦 食べ物 ダメ

レバーやうなぎは、ビタミンA(レチノール)を豊富に含む栄養価の高い食べ物ですが、妊婦さんが口にする際には注意が必要。

妊娠初期に、レバー・ウナギに含まれるビタミンAをとり過ぎると、お腹の赤ちゃんに悪影響を与える恐れがあると言われています。

うなぎ・レバーの摂取量の目安

・うなぎ・・・・・・・1日40~50g程度まで
・レバー(鶏・豚)・・1日4g程度まで
・レバー(牛)・・・・1日50g程度まで

うなぎやレバーなどは、上記の摂取量以内なら問題ありませんが、食べ過ぎはダメなので控えましょう。

また、緑黄色野菜にもビタミンAは含まれますが、胎児に問題があるのは「動物性」のビタミンA。野菜からの摂取は問題ありません。

ナチュラルチーズ(非加熱のもの)

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妊婦は、カマンベールチーズや、ブルーチーズなどのナチュラルチーズにも注意。

妊婦が注意したい生チーズとは

・カマンベールチーズ
・ブルーチーズ
・ウォッシュチーズ

加熱されていないナチュラルチーズには、「リステリア菌」が存在する危険性があります。妊婦が「リステリア菌」に感染すると、インフルエンザのような初期症状が出て、早産などのトラブルに発展する恐れがあると言われています。

ナチュラルチーズは基本的にダメですが、プロセスチーズは大丈夫。チーズは良質なタンパク質なので、種類を選んで摂るようにしましょう。

生肉・十分に加熱されていない肉

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妊婦さんは、基本的に生のお肉はダメ。できるだけ避けるのが無難です。生肉には「トキソプラズマ症」の発症リスクがあります。

妊婦が注意したい生肉類

・生肉の刺し身
・レア、ミディアムなど、十分に加熱されていない肉
・肉・魚のパテ
・生ハム

「トキソプラズマ」とは、寄生虫の一種で、生肉などが感染源になるケースがあります。妊婦さんがトキソプラズマに感染した場合、お腹の赤ちゃんに悪影響があると言われています。

レアのお肉は美味しいけれど、妊婦さんがお肉を食べる時は、しっかりと加熱を。また市販されているパテ類も、非加熱のものには注意が必要です。

コーヒー・紅茶など、カフェインを含むもの

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「妊婦はコーヒーはダメ」とよく言われますね。カフェインは胎盤を通じて、お腹の赤ちゃんまで届いてしまいます。

また、カフェインには「鉄分」を体外に排出してしまう作用があるため、貧血気味の妊婦が飲むと、さらに貧血気味になるということも。

カフェインを多く含む飲み物

・コーヒー
・紅茶
・日本茶・・など

日本茶のなかでも玉露はカフェイン含有量が多いので注意。お茶を飲むなら、カフェインが含まれないルイボスティーや麦茶、そば茶などがおすすめ。ただしそばアレルギーの方は、そば茶には注意を。

どうしてもコーヒーが飲みたいなら、1日1杯程度におさえるか、カフェインレスコーヒー、たんぽぽコーヒーに替えましょう。

妊婦がダメな食べ物を、知らずに食べてしまったら‥

妊婦 食べ物 ダメ

妊婦がダメと言われている食べ物を口にしたからといって、必ず赤ちゃんに悪影響があるとは限りません。妊娠の経過が順調ならば、まず大丈夫だと思っていいでしょう。

どうしても心配になってしまった場合は、かかりつけのお医者さんに相談を。

妊婦は注意が必要な食べ物

・マグロなどの大型回遊魚
・刺し身などの生モノ
・レバー、うなぎなどビタミンAが多い動物性食品
・ナチュラルチーズ
・生肉、生ハム、肉・魚のパテ
・コーヒー・紅茶などカフェインを含むもの

この他にも、激辛の食べ物は避けたほうが無難です。赤ちゃんに直接的な影響はありませんが、胃もたれや胃痛の原因になる可能性もあります。塩分の多いスナック菓子、糖分の高いスイーツなども、量を控えましょう。

カラダがデリケートになっている妊娠中は、食べ物に十分な注意を。好きな食べ物をセーブするのはツラい事ですが、元気な赤ちゃんに会えるまでのほんのひと時。産後の楽しみにとっておくことにしましょう。

この記事を書いた人

執筆者:菜月

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